会社はトップしだいです

これまで1000人を超える経営者の方にお会いし、お話しをさせていただいたり、ご一緒に仕事をしてきました。

中小企業ではトップの力量が会社の成績の90%を占めるといっても過言ではないでしょう。社長は営業の仕組みから社員教育、財務と経営にかかわる全てのことをそれこそ先頭に立って推進しなくてはなりません。

それでは成長する会社と停滞し、場合によっては倒産する会社の違いはどこにあるのでしょうか。私がプロモーションの仕事をやり始めた頃、ある問屋のトップの営業マンから教えていただいたことは、「会社を視るには、まず水回りだよ、トイレと自宅の流しを視れば、成長する店かどうかわかる」と言われました。

水回りは一番汚れる所です。ここが清潔に保たれている会社は心配ない。というのがトップ営業マンの経験から生まれた会社のチェックポイントだったのです。

近年、一流企業や学校関係でもトイレ掃除に取組むところが増えています。私の勤務先では掃除は外部に委託することなく社長以下全員でやっています。

掃除をやるようになると気付きの能力がアップするようです。心を磨けといわれても方法に困りますが、掃除で身の回りをキレイにすることで心も磨かれるようです。

経営理念を経営方針に反映させ、夢のあるビジョンを社員と共有し、社員の幸せ、そして顧客満足を追求する会社はイキイキして明るいムードがいつも漂っています。

「石を投げれば社長に当る」それくらい社長さんは多いのですが、勘違いが甚だしい社長も少なくありません。「社員を売上づくりの道具のように使い、仕入先では殿様のようにふんぞり返っている」こんな馬鹿社長も結構いらっしゃいます。

そのステイタスは自社内、取引先、仕入先では通用しても社会一般ではただの市民なのだということがわからなくなって、どこでも偉そうにしている社長さん。地元での評判、知らぬは社長ばかりなり、勿論社員が社長をどう思っているかも知らないでしょう。世の中が好景気のときは問題は表面化しませんが今日のような状況下では時流に適応できず、いずれ倒産です。

特定商取引法の改正

今日のニュース
ハンコ屋の社長と従業員の女五人が特商法違反で逮捕略式起訴され罰金それぞれ100万円。09.7.2 日本経済新聞

特定商取引法改正への対策は大丈夫ですか?企業コンプライアンス、個人情報保護法、特定商取引法の社員研修はやりましたか?キャンペーン販売やクレジット販売の見直し、販売革新が必要不可欠です。

以下は特定商取引法の改正の重要ポイントです

契約拒絶者への勧誘の制限
訪問販売をしようとするときは、その相手方に対し、勧誘を受ける意思があることを確認するよう努めなければならない。

再勧誘の制限
訪問販売の際に契約を締結しない旨の意思を表示した相手方(消費者)に対して、その断られた「当該」契約について勧誘を行ってはならない。

過量販売契約の解除
訪問販売によって、いわば過ぎたる量の販売行為がなされた場合、その契約を消費者の方から解除などできる規定が導入された。

電子メール広告規制
電子メール広告を送信する前にあらかじめ消費者の請求や承諾を得ることが義務付けられる。こうした請求や承諾を得ていない電子メール広告の送信は原則禁止される(オプトイン規制)。

スキルアップは良い習慣づくりが一番です

習慣は第二の天性と言われています。習慣化すると、もって生まれた
天稟のように輝きます。

私の場合、習慣化していることは読書です一日たりともまったく本を
読まずに過ごすごとはありません。もっとも読書は活字中毒のような
モノで、読まないと気持ちが悪く、落ち着かないのです。

習慣づくりの難しさは仕事の忙しさや飲酒などを理由に継続が途切れ
てしまうことです。いわゆる三日坊主で挫折です。

私の習慣づくりの成功と失敗から学んだ習慣化するポイント

・無理をしないことが一番です。
・毎日少しでもやることを心掛け、時間や回数にこだわらない。
・出張先など時、所を問わずに出来るように工夫する。
・成果(自分のスキルアップ)が見える形にする。例えば資格試験
・同じことにチャレンジする仲間をつくる(ライバル)


「売り方」より「楽しませ方」を研究しましょう

多くの業種、業態では、これまで売り方ばかりを研究してきました。いかに安く、お得か「バンドルセール」や「3点○○万円」、「お買上げの方にもれなく○○プレゼント」「海外旅行ご優待」などです。

いくら安くても、プレゼントがあっても、いらないモノは買いません。私たちのショッピングスタイルにも大きな変化が進行中です。それはネットショッピングやテレビショッピングが増えたことです。特にネットショッピングは機能も値段もいろいろ比べて自分の都合の良い時間にリーズナブな買物ができるからです。

私たちは必要なモノは大概揃っています。だから必要で買うのではなく、より豊かに、より楽しく暮らすためにモノやサービスを購入します。

あなたの店にはネットショップより魅力のあるモノやサービスがありますか?。
機能重視、便利さ重視、価格重視なら量販店やネットで充分です。


「この店とお付き合いするのが楽しい!」「同じ買物をするなら楽しい買物がしたい」
「一生大事に愛用できるこだわりの品が欲しい」と思ったとき安心、信頼できる「私のお店」が欲しくなります。

・お客さまのお役に立つ安心、信頼のサービスが受けられる店
・居心地の良い店舗空間の店
・他店にないオリジナル商品がある店
・時代に適応したライフスタイルの提案がある店
・また会いたくなる親友のような(素敵)な社員さんがいる店

お客さまは上記のような条件を持った店で買物がしたいのです。

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家元制度に学ぶ

家元制度というのは実に良くできた「客づくりのシステム」です。これからの「客づくりの仕組み」を考えるとき大変参考になります。

家元制度は江戸期の公家家職に由来する有職故実・礼式の類、華道、茶道、武術・武道、華道、茶道、書道、盆庭、能楽、邦楽、日本舞踊などがあります。最近では押し花教室などのシステムもこの家元制度をベースにつくられています。

江戸時代からの家元制度の原則
(1)世襲による家元に流儀の芸事に関する規範性・正統性を求め、流儀の同一性を保持する
(2)家元を最高の権威として流儀内を統率し、上意下達方式で流儀の運営を行う
(3)免状発行の権限が家元にある


この世界(家元制度)にはよくできた新規客開発と顧客維持の仕組みがあります。

例えば
・昇段、師範免許制度
会員のモチベーションアップになっています。通常の月謝に加え、昇級、昇段、免許の試験料、認可料がいただけます。

・人材育成が月謝をいただきながらできる
生徒が先生、師範になる夢を与えると共に、組織拡充のための人材を月謝をいただきながら育てることができます。

・お楽しみで会員の定着
通常の稽古に加え、発表会、試合など感動のイベントや表彰のシステムでモチベーションアップや稽古後のティータイム(おしゃべりタイム)が会員定着の重要なシステムになっています。
※お茶世界でも、お稽古でも終了後におしゃべりタイムをもうけたり、小グループでの観劇や旅行会などを実施しています。

・生涯顧客
奥深く、極めることができないない世界を創出。生涯顧客づくりの決定版です。


私が所属していた武道会の師範は自身のキャリア3年で独立。ホームページで会員を募り3年で500名の会員を
持つ家元になりました。

・指導員は会員から筋の良い者を選びサポート業務をさせる
・基本収入は月謝、入会金
・稽古道具の斡旋によるコミッション
・昇級、昇段の審査料と認可料
・合宿、演武会などの参加料
・会員の落ちこぼれをふせぐお楽しみイベント、お茶会の実施 
  
※道場は都内、近県の公営体育館を時間借りのため経費は馬鹿安!

社会にでると仕事以外で友人をつくることが難しくなります。お稽古事の世界は趣味を同じくする仲間であるため親しい友人関係がつくりやすいのです。専門店の新規客づくり、固定化の仕組みも家元制度に学ぶところが沢山あります。まずは、実際に自分が茶道でも武道でもやってみることです。きっと自店に合った仕組みづくりの参考になります。

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山内敏昭

Author:山内敏昭
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