私が学ぶ居合は「後の先」の型が多くあります。「後の先」とは、相手の出方を見て、これを捌いた後に技を出すことです。
「後の先」を取る利点はいくつかありますが、安全性が最も大きいのです。相手と自分の技倆が拮抗する場合、先に動くことは極めて危険です。なぜならば動きによって隙ができやすく、技の起こりは特に狙われやすいからです。これは他の武道でも同じです。
マーケティングの世界でも「後の先」が有利な戦略として成功を収めるケースも少なくありません。競合他社の新商品に対抗してよりデザインや性能の優れたものを間髪入れずに発売して成功を収める方法です。先行する企業がテストマーケティングをやってくれているわけですから成功の確率が高くなります。